コマンドプロンプトで現在のディレクトリ(カレントディレクトリ)を確認する方法|pwdの代わりに使うコマンド
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LinuxやmacOSのターミナルで、現在の作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)を表示したいときは、pwdコマンドを使用します。Windowsのコマンドプロンプトにはpwdは存在しませんが、同等の機能を持つ別の方法があります。
コマンドプロンプトで現在のディレクトリを表示する方法
一つ目の方法は cd コマンドを使う方法です。
cd コマンドだけを入力すると、現在のディレクトリが表示されます。
C:\Users>cd
C:\Users
二つ目の方法は %CD% 環境変数を使用する方法です。
コマンドプロンプトには、カレントディレクトリのパスが常に保持されている環境変数 %CD% があります。この方法は、バッチファイル内で現在のパスを取得したいときにも活用できます。
C:\Users>echo %CD%
C:\Users
PowerShellでの現在ディレクトリ確認する方法
PowerShellを使用している場合は、Get-Locationコマンドが pwd として利用できます。
PS C:\Users> Get-Location
Path
----
C:\Users
また、pwd 自体がエイリアスとして定義されているため、Linux同様に使えます。
PS C:\Users> pwd
Path
----
C:\Users
まとめ
コマンドプロンプトにおいてpwdは直接使えませんが、cdや%CD%を使えば同様の情報を得られます。バッチファイル内で現在のパスを取得したいときは%CD%の利用がおすすめです。用途に応じて、PowerShellとの併用も検討してみてください。
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