コマンドプロンプトで現在の日付と時刻を表示する方法|date・time・echoを使った活用法

目次

スポンサードリンク

この記事では、コマンドプロンプトで現在の日付や時刻を確認する方法を解説します。

現在の日付を確認するコマンド

現在の日付を確認したいときは date コマンドを使用します。/t オプションを付与することで現在の日付を表示してくれます。以下は実行例です。

C:\Users\username>date /t
2025/06/04

現在の時刻を確認するコマンド

現在の時刻を確認したいときは time コマンドを使用します。こちらも /t オプションを付与することで 現在の時刻を表示してくれます。以下は実行例です。

C:\Users\username>time /t
22:31

注意
日付、時刻の両方とも /t をつけないと時刻の変更プロンプトが表示されます。オプションを忘れずにつけましょう。

echoコマンドと環境変数で日付・時刻を組み合わせて表示する

コマンドプロンプトでは、%DATE% と %TIME% という環境変数で現在の日時が取得できます。以下例では、それぞれの環境変数の値を表示しています。最後の例は、日付と日時を組み合わせて表示しています。

C:\Users\username>echo %DATE%
2025/06/04

C:\Users\username>echo %TIME%
15:32:32.17

C:\Users\username>echo %DATE% %TIME%
2025/06/04 15:32:44.92

%DATE% や %TIME% の形式は システムの地域と言語設定に依存します。

関連記事
Windowsでタイムゾーンを確認、設定する方法

まとめ

コマンドプロンプトでは、簡単なコマンドで日時の取得・表示が可能です。システムログの自動出力、バックアップファイルの命名、処理のタイムスタンプなど、活用範囲は非常に広いため使い方をマスターしておきましょう。


コマンドプロンプトのポケットリファレンス:Windows11対応版
Windows環境で開発やシステム管理を行うエンジニアにとって、コマンドプロンプトの知識は非常に重要なスキルセットです。こちらの書籍は初心者にもわかりやすく網羅的です。手元に置いておきたい一冊です。

PowerShellの基礎を一通り学べるおすすめ書籍