コマンドプロンプトでフォルダを削除する方法|rmdirコマンド
目次
スポンサードリンク
Windowsのコマンドプロンプトで、フォルダを削除したいときは rmdir コマンドを使用します。
rmdirコマンドの基本構文
rmdirコマンドの基本構文は以下の通りです。rmdirを省略したコマンドとして rd コマンドも rmdir と同様の効果を得ることができます。
rmdir [/S] [/Q] [ドライブ:]パス
- /S オプション … 指定したのフォルダ内のすべてのフォルダとファイルを削除します。
- /Q オプション … /S を指定してディレクトリ ツリーを削除するときに、確認のメッセージを表示しません。(QUIET モード)
rmdirコマンドの実行例
以下例では、Cドライブ直下にあるtestフォルダを削除してみます。 treeコマンドでtestフォルダの内容を見てみると、サブフォルダとして、新しいフォルダーがあり、その中にWordの文書があります。
C:\>tree test /f
フォルダー パスの一覧: ボリューム OS
ボリューム シリアル番号は E4FE-FFD5 です
C:\TEST
└─新しいフォルダー
新規 Microsoft Word 文書.docx
この状態で何もオプションを付けずにrmdirコマンドを実行してみます。
C:\>rmdir test
ディレクトリが空ではありません。
「ディレクトリが空ではありません。 」と表示され削除に失敗しました。 次は /S オプションを指定してみます。
C:\>rmdir /S test
test、よろしいですか (Y/N)?
削除して良いか確認されます。Yesを表す Y を入力し実行するとファイルを削除することができます。以下のように /S と /Q 両方を指定すると、確認もなく、フォルダの中身を再帰的にすべて削除することができます。
C:\>rmdir /S /Q test
コマンドプロンプトのポケットリファレンス:Windows11対応版
リンク
PowerShellの基礎を一通り学べるおすすめ書籍
リンク