コマンドプロンプトでfindのようにファイルを検索する方法｜whereコマンド

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Linux には ファイルを検索する findコマンドがあります。Windowsのコマンドプロンプトでも同様の機能を提供する whereコマンドがあります。

whereコマンドの基本構文

whereコマンドの基本構文は以下の通りです。 オプションに続けてパターンで検索したいファイルの条件を指定します。

where [/R ディレクトリ] [/Q] [/F] [/T] パターン
  • /R　…　指定したディレクトリ内を再帰的に検索します
  • /Q　…　一致したファイルの一覧を表示せずに、終了コードのみを返します (Quiet モード)。
  • /F　…　 一致したファイル名を二重引用符内で囲みます。
  • /T　…　一致したファイルのサイズ、最終変更日を表示します。

パターンではワイルドカードとして、* および ? を使用することができます。* は任意の0文字以上の文字列、? は任意の1文字を表します。

whereコマンドの実行例

以下の例では、/R オプションで、検索対象のフォルダを c:\work\generator 配下としています。続けて hugo と書かれてる部分が検索パターンです。ファイル名に hugo という文字列を含むファイルを一覧表示しています。

C:\>where /R c:\work\generator *hugo*
c:\work\generator\hugo_0.145.0_windows-amd64\hugo.exe
c:\work\generator\site\pain-with\.hugo_build.lock
c:\work\generator\site\pain-with\hugo.toml
c:\work\generator\site\pain-with\themes\theme-pain-with-1.0.0\hugo.toml

/F オプションを指定するとヒットしたファイルパスがダブルクォーテーションで囲まれます。

C:\>where /R c:\work\generator /f *hugo*
"c:\work\generator\hugo_0.145.0_windows-amd64\hugo.exe"
"c:\work\generator\site\pain-with\.hugo_build.lock"
"c:\work\generator\site\pain-with\hugo.toml"
"c:\work\generator\site\pain-with\themes\theme-pain-with-1.0.0\hugo.toml"

/T オプションを指定した場合、ファイルサイズ、最終更新日時に続けて、ファイルのパスが表示されます。

C:\>where /R c:\work\generator /T *hugo*
52032512   2025/03/31      13:10:28  c:\work\generator\hugo_0.145.0_windows-amd64\hugo.exe
     0   2025/03/31      13:10:28  c:\work\generator\site\pain-with\.hugo_build.lock
   231   2025/05/16      14:37:12  c:\work\generator\site\pain-with\hugo.toml
   335   2025/03/31      13:10:29  c:\work\generator\site\pain-with\themes\theme-pain-with-1.0.0\hugo.toml



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