Linuxのmkdirコマンドで再帰的にディレクトリ階層をまとめて作成する方法
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mkdirコマンドはディレクトリ(フォルダ)を作成するためのコマンドです。この記事ではディレクトリを作成する際、複数の階層を持つディレクトリを、再帰的に一度に作成する方法を解説します。存在しない親ディレクトリも同時に作成できるので、時短になるテクニックです。
mkdirコマンドの基本構文
mkdirコマンドの基本的な構文は以下の通りです。
mkdir 作成したいディレクトリのパス
ディレクトリ構造を再帰的に作成する方法
Linuxの場合、-p オプションを指定することで、複数の階層構造を持ったままディレクトリを作成することができます。下記例では、/tmp/test/sample ディレクトリを作成しています。/tmp配下にtestは無い状態でコマンドを実行すると、testディレクトリとその中にsampleディレクトリを一度に作成することができます。
$ mkdir -p /tmp/test/sample
$ ls -R /tmp/
/tmp/test:
sample
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