Hugoでプレビュー表示(hugo server)で動かしている時だけ特定の要素を出力する方法

  • 2025年05月16日
  • blog

目次

スポンサードリンク

Hugoでプレビュー表示(hugo server)でサイトを表示しているときだけ、特定の要素を出力したいときは、Hugoが提供する組み込み変数 hugo.IsServer を参照しましょう。

開発用のコードを埋め込む場合や、本番環境でのみ必要なGoogle Analyticsなどのトラッキングコードを埋め込む場合など、ローカル表示と本番環境のサイトを生成する時で異なるHTMLを出し分けたいときに役立つテクニックです。

サンプルコード

hugo.IsServer は、hugo server コマンドで起動された開発サーバーでコンテンツが生成されている場合に true を返します。

下記例では、{{ if hugo.IsServer }} から {{ end }} で囲まれた部分がプレビュー表示の時のみ表示されます。

{{ if hugo.IsServer }}
<div>
    プレビュー環境でのみ表示されます。
</div>
{{ end }}

本番環境とプレビュー環境で出し分けをしたい場合は以下のように書きます。

{{ if hugo.IsServer }}
<div>
    プレビュー環境でのみ表示されます。
</div>
{{ else }}
<div>
    本番環境でのみ表示されます。
</div>
{{ end }}