Tomcat のバージョン情報を非表示にする方法

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Tomcat のエラー画面にはソフトウェアバージョンが出力されています。攻撃者にとっては有用な情報となるため、非表示としバージョンは隠蔽することが推奨されています。

バージョンを非表示にする方法

Tomcatの設定ファイル server.xml を編集することで、エラー画面に表示されるサーバー情報を制御できます。server.xml は、通常、Tomcatのインストールディレクトリの下の conf フォルダにあります。

具体的なパスは、Tomcatのインストール方法や環境によって異なりますが、一般的な場所は以下の通りです。

対象の<Host>タグを探し、タグ内に<Valve>タグを追加します。

<Valve className="org.apache.catalina.valves.ErrorReportValve"
    showReport="false"
    showServerInfo="false" />

既に<Valve className=“org.apache.catalina.valves.ErrorReportValve” … /> のような行が存在する場合は、showServerInfo=“false” を追加します。

設定ファイルを編集後、Tomcatを再起動します。



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