MySQLでインデックスの情報を確認する方法|show indexコマンド

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mysql では、show indexコマンドを使ってテーブルに設定されたインデックスの情報を確認することができます。
基本的な構文は以下の通りです。
mysql> show index from テーブル名;
下記は実際にインデックスの情報を表示した結果です。この結果から users テーブルには id カラムを主キーとするユニークな B-tree インデックスが存在することがわかります。
mysql> show index from users;
+-------------+------------+----------+--------------+-------------+-----------+-------------+----------+--------+------+------------+---------+---------------+---------+------------+
| Table | Non_unique | Key_name | Seq_in_index | Column_name | Collation | Cardinality | Sub_part | Packed | Null | Index_type | Comment | Index_comment | Visible | Expression |
+-------------+------------+----------+--------------+-------------+-----------+-------------+----------+--------+------+------------+---------+---------------+---------+------------+
| users | 0 | PRIMARY | 1 | id | A | 11 | NULL | NULL | | BTREE | | | YES | NULL |
+-------------+------------+----------+--------------+-------------+-----------+-------------+----------+--------+------+------------+---------+---------------+---------+------------+
1 row in set (0.48 sec)
各項目の概要は以下の通りです。
- Table: インデックスが設定されているテーブル名です。
- Non_unique: 0の場合はユニークキーです。カラム (id) の値は重複できません。
- Key_name: PRIMARYはテーブルの主キーであることを意味します。
- Seq_in_index: 複合インデックスの場合の、カラムの順番を示します。単一カラムのインデックスは 1 です。
- Column_name: インデックスが設定されているカラムの名前です。
- Collation: カラムの照合順序を示しています (A は昇順)。
- Cardinality: インデックス内のユニークな値の推定数です。オプティマイザが実行計画を立てる際に、どのインデックスを使用するか判断する材料の一つとなります。
- Sub_part: カラムの一部のみがインデックスされている場合、その長さを指定します。NULLの場合はカラム全体がインデックスされています。
- Packed: キーの圧縮方法を示しますが、この場合は NULL です。
- Null: インデックスされたカラムが NULL 値を許容するかどうかを示します。YES の場合は NULL 値を許容し、空 (または NO) の場合は許容しません。
- Index_type: BTREE - 使用されているインデックスの種類が B-tree であることを示しています。
- Comment: インデックスに対するコメントです。
- Index_comment: インデックスに対するコメントです。
- Visible: インデックスがオプティマイザによって利用可能か示しています。
- Expression: 関数インデックスの場合に式が表示されます。
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