RHEL系Linuxでシステムが自動採番するユーザーID(uid)の範囲
スポンサードリンク
RHEL系Linuxにおいて、useraddコマンドでユーザーを追加する際、システムが自動採番するユーザーIDは /etc/login.defs に設定されています。 RHEL8で/etc/login.defs を見てみると、最小値(UID_MIN)が1000、最大値(UID_MAX)が60000です。useraddコマンドでユーザーを追加するとこの範囲内からユーザーIDが採番されます。
# cat /etc/login.defs
#
# Min/max values for automatic uid selection in useradd
#
UID_MIN 1000
UID_MAX 60000
# System accounts
SYS_UID_MIN 201
SYS_UID_MAX 999
また、システムアカウントは201~999を利用することがわかります。useraddコマンドでは任意のユーザーIDを指定することができますが、この範囲のuidは使用しないようにしましょう。
関連記事
ユーザーID(uid)を指定してユーザーを追加するLinuxコマンド
Linuxコマンドについて学べるおすすめ書籍
Linuxコマンドの知識は、プログラマにとって長く役立つ知識です。 私はこちらの書籍で一通り知識を抑えました。基本から丁寧に解説されています。
リンク
Linux教科書 図解でパッとわかる LPIC/LinuC
はじめてLPICを受ける方向け、手を動かしながらLinuxについて学びたい方におすすめ。30日間の無料体験もできる『Kindle Unlimited』でも読むことができます。
リンク
Linuxコマンドについて徹底的に学べるUdemy講座
もう絶対に忘れない Linux コマンド【Linux 100本ノック+名前の由来+丁寧な解説で、長期記憶に焼き付けろ!】
Search
Recent Posts
- OpenSSHのエラー「bad ownership or modes for chroot directory component」の原因と解消方法
- Apacheの起動状態をチェックして停止してる場合にApacheを起動するシェルスクリプト
- Amazon LinuxのOSバージョンを調べる方法|/etc/redhat-release の代替ファイル
- MYSQLでダンプファイルを取得する際に発生したエラー「Couldn't execute 'SELECT BINLOG_GTID_POS('', '0')': You are not using binary logging (1381)」の原因と対処方法
- RHEL系Linuxでリポジトリを一覧表示するコマンド(dnf repolist)