ユーザーID(uid)を指定してユーザーを追加するLinuxコマンド

目次

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Linuxでユーザーを追加する際の基本的な構文はこちら。useraddコマンドを使います。

useradd [オプション] ユーザー名

ユーザーID(uid)を指定する方法

ユーザーID(uid)はLinux OS上でユーザーを一意に識別するためのIDです。ユーザーを作成する際に任意のユーザーIDを指定したいときは、-u オプションを指定します。

下記コマンドは testuser というユーザーを ユーザーID 2000 で追加しています。

useradd -u 2000 testuser

ユーザーが想定通りのIDで追加されているかは、/etc/passwd を見れば確認することができます。grep コマンドで ユーザーIDで絞り込んでみます。

# cat /etc/passwd | grep 2000
testuser:x:2000:1001::/home/testuser:/bin/bash

testuser の情報が確認できます。 コロン(:)で情報が区切られており、左から3番目にユーザーIDがあります。想定通り2000になっていることを確認できました。

注意
ユーザーIDは重複して登録できないので、既に利用されているユーザーIDは指定しないようにしましょう。/etc/passwdを見ればすでに利用されているIDかは確認することができます。 また、環境にもよりますが、RHEL系Linuxでは、システムアカウントが201~999を利用します。この範囲のuidは使用しないようにしましょう。

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