OSがマイナーバージョンアップ対象か確認するコマンド(RHEL系Linux)

目次

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OSがマイナーバージョンアップが対象かどうか確認するコマンドを紹介します。

現在のバージョンを確認するコマンド

現在のバージョンを確認する際は以下のコマンドを実行します。このコマンドはシステムにインストールされているredhat-releaseパッケージに関する情報を表示します。

rpm -qa | grep redhat-release:

redhat-releaseパッケージとは
redhat-releaseパッケージは、RHELのバージョン情報を管理する重要なパッケージです。 このパッケージのバージョンが更新されると、通常、システム全体が新しいバージョンにアップグレードされます。

バージョンアップ可能か確認するコマンド

システムに利用可能なアップデートがあるかどうか確認する際は以下コマンドを実行します。このコマンドは、利用可能な最新のredhat-releaseパッケージのバージョンを確認できます。

yum check-update | grep redhat-release:

手元の環境で試した例

現在のバージョンが8.9です。8.9よりも新しいバージョン8.10が利用可能であるため、このシステムはマイナーバージョンアップの対象であると言えます。

[root@hostname ~]# rpm -qa | grep redhat-release
redhat-release-eula-8.9-0.1.el8.x86_64
redhat-release-8.9-0.1.el8.x86_64
[root@hostname ~]#
[root@hostname ~]#  yum check-update | grep redhat-release
redhat-release.x86_64                    8.10-0.3.el8                    rhel-8-baseos-rhui-rpms
redhat-release-eula.x86_64               8.10-0.3.el8                    rhel-8-baseos-rhui-rpms


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