Apache2.4のサポート期限(EOL)、OSS版とパッケージ版の違いについて
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ApacheはオープンソースのWebサーバソフトウェアです。Apacheには、一般的に「サポート期限(EOL)」という概念がありません。 これは、Apacheがオープンソースソフトウェアであり、世界中の開発者によって共同で開発されているためです。ちなみに、EOLはEnd of Lifeの略語で、サポートの終了期日を指します。
Apache には、オープンソース版の Apache と、オープンソース版を元に、OSディストリビューションが パッチを適用したバージョン(この記事ではパッケージ版と呼びます)があります。
オープンソース版 のApacheには開発者コミュニティがあり、バグ修正や機能追加に関する情報交換が活発に行われています。コミュニティから問題解決のヒントを得られる場合があります。
一方、パッケージ版の Apache では、OSディストリビューション(RHEL、Ubuntuなど)のサポートが期待できます。パッケージ版の Apache は、2.4.37-62 のように、マイナーバージョンの末尾にさらにバージョンが続きます。-62 の部分です。これは、OSS版の 2.4.37 に対し、OSディストリビューションがクリティカルだと判断したセキュリティホールの修正など、パッチを適用した際にカウントアップされていきます。
パッチが適用されるか否かは、OS毎に サポートする期限が決まっています。OSのサポート期限が切れると、パッケージ版Apacheへのセキュリティパッチの提供が終了する場合があるため、OS のサポート期限を確認しておきましょう。
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