Windowsのrmdirコマンドで中身のあるフォルダも削除する方法

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Windowsのコマンドプロンプトでは、フォルダを削除する rmdir コマンドがあります。rmdir コマンドは通常、空のフォルダのみを削除しますが、/s オプションを追加することで、フォルダの中身も含めて削除することができます。

例として、下記のようなフォルダとファイルを用意しました。test2 フォルダにはファイルが存在しています。

C:\Users\username\test>tree /F
フォルダー パスの一覧:  ボリューム OS
ボリューム シリアル番号は 0077-5E75 です
C:.
├─test1
└─test2
        aaa.txt
        bbb.txt
        ccc.txt

test2フォルダを削除しようとすると、「ディレクトリが空ではありません。」と警告が表示されフォルダを削除できません。

C:\Users\username\test>rmdir test2
ディレクトリが空ではありません。

/s オプションを追加して再度実行すると、確認メッセージが表示されたのち、フォルダを削除することができました。/s に加えて /q も指定すると確認のメッセージを表示しないようにもできます(QUIET モード)

C:\Users\username\test>rmdir /s test2
test2、よろしいですか (Y/N)? Y

C:\Users\username\test>tree /F
フォルダー パスの一覧:  ボリューム OS
ボリューム シリアル番号は 0077-5E75 です
C:.
└─test1



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