PowerShellでファイルやフォルダを作成する方法

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Windows でテスト用に空ファイルやフォルダを作る際に、コマンドで作成できたら便利ですよね。Linuxなら touchコマンドがありますが、Windowsには、New-Item コマンドがあります。

New-Item コマンドは PowerShellで使用できるコマンドで、新しいファイルやフォルダを作成するためのコマンドレットです。

基本的な構文

New-Item -Path <パス> -ItemType <アイテムの種類> -Name <名前>
  • -Path は作成する場所のパスを指定します。省略した場合はカレントディレクトリに作成します。
  • -ItemType は作成するファイルの種類を指定します。以下を指定できます。
    • file: ファイルを作成します。
    • directory: フォルダを作成します。
    • symboliclink: シンボリックリンクを作成します。
  • -Name は作成するファイルやフォルダの名前を指定します。

New-Item コマンドの使用例

以下のコマンドは、カレントディレクトリ配下に test というフォルダを作成します。

PS C:\Users\username\test> New-Item -ItemType directory -Name test

以下のコマンドは、デスクトップに test.txt というファイルを作成します。

PS C:\Users\username\test> $desktop = [environment]::SpecialFolder::Desktop
PS C:\Users\username\test> New-Item -Path $desktop -ItemType file -Name test.txt

作成と同時にファイルに内容を書き込む方法

ファイルを作成するだけでなく、同時にファイルに内容を書き込むこともできます。 -Value オプションに書き込む内容を指定します。

PS C:\Users\username\test> $content = "ファイルに書き込む内容を指定します。"
PS C:\Users\username\test> New-Item -ItemType file -Name test.txt -Value $content



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