シェルスクリプトで実行時のタイムスタンプを取得する方法
目次
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タイムスタンプは date コマンドで取得することができます。date コマンドはフォーマットを指定することで、様々な形式でタイムスタンプを取得できます。この記事ではタイムスタンプを取得する方法を解説します。
dateコマンドでタイムスタンプを取得する
dateコマンドは出力する形式をフォーマット文字列で指定することができます。以下サンプルコードは、「1970年1月1日午前0時0分0秒(UTC)」からの経過秒数で表現する UNIXタイムスタンプや、年月日、年月日時分秒 を連結した文字列、年月日時分秒にミリ秒、マイクロ秒まで追加した文字列を標準出力に出力しています。
#!/bin/bash
# 1970-01-01 00:00:00 UTCからの経過秒数
echo `date +%s`
# 実行時の年月日
echo `date +%Y%m%d`
# 実行時の年月日時分秒
echo `date +%Y%m%d%H%M%S`
# 実行時の年月日時分秒 + ミリ秒
echo `date +%Y%m%d%H%M%S%3N`
# 実行時の年月日時分秒 + マイクロ秒
echo `date +%Y%m%d%H%M%S%9N`
ファイル名に含めるタイムスタンプなど、極力重複を排除したい場合などはマイクロ秒まで含めてもいいかもしれません。上記サンプルを実行すると以下のようにタイムスタンプが出力されます。
[root@hostname tmp]# ./date.sh
1719310283
20240625
20240625191123
20240625191123576
20240625191123578450345
タイムスタンプをファイル名に含める方法
以下のサンプルコードは、タイムスタンプを変数に保存しておき、ファイル名の一部にタイムスタンプを含めるようにしています。シェルスクリプトを実行したタイミングでログファイルなどを出力したいときなどに使うテクニックです。
#!/bin/bash
# タイムスタンプを変数に保存しておく
timestamp=`date +%Y%m%d`
# 文字列結合でファイル名の一部にタイムスタンプを含める
# filename_20240617.txt というファイルに 文字列 hoge が記録される
echo "hoge" > filename_$timestamp.txt
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