curl コマンドで取得したコンテンツの保存先を指定する方法

目次

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curlコマンドの基本構文

curlコマンドはサーバーとの間でデータ転送するためのツールです。curlコマンドの基本構文は以下です。コマンドの後にオプション、URLを入力します。

curl [オプション] [URL]

保存先を指定してファイルに保存する方法

curlコマンドで取得したコンテンツは、デフォルトでは標準出力に出力されます。

ファイルに保存したい場合は、 -o オプション を使用するかシェルのリダイレクトを使用します。ファイルに保存する場合の構文は以下の様になります。

# -oオプションに続けて保存先のパスを指定する
curl -o /tmp/index.html https://uchy.me/blog/      

# リダイレクトで標準出力の内容をファイルに保存する
curl https://uchy.me/blog/ > /tmp/index.html

存在しないディレクトリを指定すると以下のエラーが表示されるので注意しましょう。

[root@hostname tmp]# curl -o /tmp/hoge/index.html https://uchy.me/blog/                                    
% Total    % Received % Xferd  Average Speed   Time    Time     Time  Current
                                Dload  Upload   Total   Spent    Left  Speed
0     0    0     0    0     0      0      0 --:--:-- --:--:-- --:--:--     0Warning: Failed to create the file /tmp/hoge/index.html: 
Warning: そのようなファイルやディレクトリはありません
6 20782    6  1448    0     0   7503      0  0:00:02 --:--:--  0:00:02  7541
curl: (23) Failed writing body (0 != 1448)



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