Apacheの設定ファイルに構文エラーが無いかチェックするコマンド

目次

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Apacheは設定ファイルに構文エラーがある状態では起動することができません。 Apacheを起動したり再起動する際は、設定ファイルに構文エラーが無いか事前に確認しましょう。

構文エラーをチェックするコマンド

下記コマンドで構文エラーが無いかチェックできます。

# RHEL / CentOS系の場合
apachectl configtest

# Ubuntu / Debian系の場合こちらも使用可
apache2ctl configtest

# httpdを直接実行する場合
httpd -t

関連記事
httpdコマンドとapachectlコマンドの違い

ソースビルドの場合のチェックコマンド

ソースビルドの場合は、Apacheをインストールしたディレクトリ配下にあるbinディレクトリ内にapachectlがあるので、こちらを使います。

# インストール先の絶対パス起点
/usr/local/apache2/bin/apachectl configtest

設定にエラーがない場合

設定にエラーが無い場合は Syntacs OK と表示されます。

[root@hostname ~]# apachectl configtest
Syntax OK

設定にエラーがある場合

以下の様にエラー内容と該当箇所が表示されるので設定を修正してから再度チェックしましょう。

[root@hostname conf]# apachectl configtest
AH00526: Syntax error on line 365 of /etc/httpd/conf/httpd.conf:
Invalid command 'AddOutputFilterByTyp', perhaps misspelled or defined by a module not included in the server configuration



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