シェルスクリプトでディレクトリを作成する方法
目次
スポンサードリンク
Linuxのシェルスクリプトでディレクトリを作る方法をサンプル付きで解説します。
シェルスクリプトでディレクトリを作成する際は mkdir コマンドを使用します。mkdir コマンドは指定されたパスに新しいディレクトリを作成します。 基本的な構文は以下のとおりです。
mkdir [-p] [-m mode] directory_name
# -p: 親ディレクトリが存在しない場合は自動的に作成します。
# -m mode: 作成するディレクトリのアクセス権を設定します。
サンプルコード
以下のサンプルコードは、ディレクトリの存在をチェックし、存在しない場合は新規でディレクトリを作成します。
#!/bin/bash
# ディレクトリパスを定義する
DIR_PATH=/tmp/dir
if [ -d "$DIR_PATH" ]; then
# ディレクトリが存在した時の処理
echo ディレクトリ $DIR_PATH はすでに存在します。
else
# ディレクトリが存在しない時の処理
# ディレクトリを作成する
mkdir -p $DIR_PATH
echo ディレクトリ $DIR_PATH を作成しました。
fi
exit 0
ディレクトリの作成は、mkdir コマンドを-p オプションを指定して実行しています。-pオプションは、作成したいディレクトリの親ディレクトリも含めてディレクトリを作成します。
ディレクトリを作成する前に、そのディレクトリに書き込み権限があるかチェックする必要がある場合は、こちらの記事で解説しています。
関連記事
シェルスクリプトで書き込み権限の有無をチェックする方法
シェルスクリプトの知識は、プログラマにとって長く役立つ知識です。 私はこちらの書籍で一通り知識を抑えました。基本から丁寧に解説されています。
リンク
最短3時間で覚えるLinuxシェルスクリプト
こちらは、シェルスクリプトの基本的な書き方、デバッグ方法、if, case, while, forなど基本的な制御構文について書かれています。30日間の無料体験もできる『Kindle Unlimited』でも読むことができます。
リンク
Linuxコマンドについて徹底的に学べるUdemy講座
もう絶対に忘れない Linux コマンド【Linux 100本ノック+名前の由来+丁寧な解説で、長期記憶に焼き付けろ!】
Search
Recent Posts
- カーネル更新やパッケージのパッチ適用後、OSの再起動が必要か確認するLinuxコマンド(needs-restarting)
- OpenSSHのエラー「bad ownership or modes for chroot directory component」の原因と解消方法
- Apacheの起動状態をチェックして停止してる場合にApacheを起動するシェルスクリプト
- Amazon LinuxのOSバージョンを調べる方法|/etc/redhat-release の代替ファイル
- MYSQLでダンプファイルを取得する際に発生したエラー「Couldn't execute 'SELECT BINLOG_GTID_POS('', '0')': You are not using binary logging (1381)」の原因と対処方法