シェルスクリプトで配列をソートする方法
目次
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シェルスクリプト(bash)では配列変数を定義することができます。 配列の内容を整列したい場合は、trコマンドとsortコマンドを組み合わせてソートします。
配列をソートするサンプルコード
以下のサンプルコードは配列型の変数 array1 の内容をソートし、ソートした結果を 変数 array2 にセットしています。
#!/bin/bash
array1=('orange' 'banana' 'apple')
array2=(`echo "${array1[*]}" | tr ' ' '\n' | sort`)
echo "array1 => ${array1[*]}"
echo "array2 => ${array2[*]}"
exit 0
まず、echo “${array1[*]}” で配列 array1 の内容を出力しています。これだけだと配列の要素がスペース区切りで出力されるだけなので、 trコマンドで半角スペースを改行に置換しています。その結果を sort コマンドでソートした結果を array2 に代入しています。
sortコマンドは入力されたテキストを行単位で並べ替えるコマンドなので、trコマンドで配列の内容を1行ずつ改行する必要があります。サンプルコードは昇順ソートになっていますが、sortコマンドに -r オプションを付けることで降順ソートにもなります。
上記サンプルコードを実行すると以下のようにソート前後の内容が表示されました。
[root@hostname tmp]# ./array_sort.sh
array1 => orange banana apple
array2 => apple banana orange
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