curlコマンドの結果が文字化けする場合の対処方法

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curl コマンドを利用するシェル環境の文字コードと、取得するコンテンツの文字コードが異なる場合は、コンソール上に表示する結果で文字化けが起こることがあります。

古いWebサイトでは文字コードが Shift_JIS や EUCJP になっているケースでは文字化けが発生しやすいです。当記事では対処方法を解説します。

curlコマンドの基本構文

curlコマンドはサーバーとの間でデータ転送するためのツールです。用途の似たコマンドに wgetコマンドがありますが、wgetコマンドと比較してcurlコマンドは対応するプロトコルが豊富な点が特徴です。

curlコマンドの基本構文は以下です。コマンドの後にオプション、HTTPやFTPなどのプロトコルで通信するサーバーのURLを入力します。

curl [オプション] [URL]

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curlコマンドが対応しているプロトコル一覧

curlの結果をiconvコマンドで変換する

以下のコマンドでは、curlコマンドの標準出力をパイプでiconvコマンドに渡しています。iconvコマンドは文字エンコードを変換するコマンドで、-f オプションで変換元、-t オプションで変換後の文字エンコードを指定しています。

[root@hostname tmp]# curl https://uchy.me/blog/ | iconv -f Shift_JIS -t UTF8



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