curlコマンドでUser-Agentを指定する方法

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curlコマンドの基本構文

curlコマンドはサーバーとの間でデータ転送するためのツールです。用途の似たコマンドに wgetコマンドがありますが、wgetコマンドと比較してcurlコマンドは対応するプロトコルが豊富な点が特徴です。

curlコマンドの基本構文は以下です。コマンドの後にオプション、HTTPやFTPなどのプロトコルで通信するサーバーのURLを入力します。

curl [オプション] [URL]

User-Agentを指定する方法

curlコマンドでウェブサーバーに接続する際のデフォルトのUser-Agentは「curl/7.61.1」のようにコマンド名+バージョンとなっています。任意のUser-Agentを指定したい場合は、-A オプションを使用します。

[root@hostname tmp]# curl -A'Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0;) like Gecko' https://uchy.me.blog/

リクエストヘッダを指定する -HオプションでもUser-Agentヘッダを指定することができます。

[root@hostname tmp]# curl -H'User-Agent: Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0;) like Gecko' https://uchy.me.blog/



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