wgetコマンドをWindowsのPowerShellで使用する方法

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PowerShell上でwgetコマンドを使用する際の基本構文

wgetコマンドはインターネットから、htmlファイルや画像などのコンテンツをダウンロードする際に使用するコマンドです。 Linux OS上で利用されることが多いコマンドですが、最近のWindowsにもwgetコマンドが同梱されています。

WindowsのwgetコマンドはPowerShell上で使用することができます。コマンドプロンプトで wget コマンドを実行すると以下のようにコマンドが認識できないと表示されます。

C:\Users\john>wget
'wget' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。

一方、PowerShell上で実行すると、取得したいコンテンツのUriを入力するプロンプトが表示されます。

PS C:\Users\john> wget

コマンド パイプライン位置 1 のコマンドレット Invoke-WebRequest
次のパラメーターに値を指定してください:
Uri:

PowerShell上でwgetコマンドの実態は、Invoke-WebRequestコマンドです。 Get-helpコマンドで Invoke-WebRequest について調べると以下のように表示されます。

PS C:\Users\john> Get-help wget

名前
    Invoke-WebRequest

構文
    Invoke-WebRequest [-Uri] <uri>  [<CommonParameters>]


エイリアス
    iwr
    wget
    curl

コマンドのエイリアスとして、wgetやcurlコマンドが登録されていますね。

基本構文は以下のように書かれています。

Invoke-WebRequest [-Uri] <uri>  [<CommonParameters>]

このまま実行しても、取得したコンテンツをファイル保存はできません。ファイルに保存したいときは、-OutFile オプションで保存する際のファイル名を指定します。以下はサンプルでは当ブログのトップページをindex.htmlというファイルとして保存しています。

PS C:\Users\john> wget https://uchy.me/blog/ -OutFile index.html


公式ドキュメント Invoke-WebRequestコマンドで使用できるオプション
https://learn.microsoft.com/ja-jp/powershell/module/microsoft.powershell.utility/invoke-webrequest?view=powershell-7.4



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