wgetコマンドで証明書のエラーを無視する方法

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wgetコマンドの基本構文

wgetコマンドはインターネットから、htmlファイルや画像などのコンテンツをダウンロードする際に使用するコマンドです。

基本構文は以下です。コマンドの後にオプション、ダウンロード対象のURLと続けます。

wget [オプション] [URL]

証明書関連のエラーを無視するオプション

以下の例は、証明書とURLのホスト名が異なるといった内容のエラーです。他にも自己証明書を使用している開発環境など、証明書に問題があるとwgetコマンドはエラーとなりコンテンツのダウンロードができません。

[root@hostname tmp]# wget https://example.co.jp/
--2024-05-01 14:58:56--  https://example.co.jp/
Resolving example.co.jp (example.co.jp)... 52.XXX.XXX.XXX
Connecting to example.co.jp (example.co.jp)|52.XXX.XXX.XXX|:443... connected.
The certificate's owner does not match hostname ‘example.co.jp’

–no-check-certificateを追加すると SSL証明書のチェックを無視し、証明書が無効であってもコンテンツをダウンロードできるようになります。テストや検証など自己証明書の環境に対してwgetコマンドを使用する際には有効なオプションです。


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