duコマンドでサブディレクトリ以下の使用量を合計して表示する方法
目次
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duコマンドはディレクトリに対して実行し、ディスク使用量を表示するコマンドです。
基本的な使用方法と主なオプション
以下のようにコマンドに続けてオプションと対象のディレクトリパスを書きます。
du [オプション] [パス]
主なオプション
-a: ディレクトリだけでなく全てのファイルを対象とする -h: 人間が判読しやすい形式で表示する (例: 1K、234M、2G) -s: 対象ディレクトリ以下のサイズを合計して表示 -c: 対象ディレクトリと各サブディレクトリのサイズを表示
サブディレクトリ配下の合計を表示する方法
サブディレクトリ配下の使用量も合計して表示したい場合は、 -s オプションを指定して実行します。例えば、/tmp 以下の使用量を確認したい場合は以下のように実行します。
[root@hostname tmp]# du -hs /tmp
424M /tmp
さらに、/tmp 配下の各ディレクトリについて使用量を確認したい場合は、-d オプション(–max-depthの省略形)をつけて実行します。-d オプションの後に数字を書くと何回層目で表示するか指定できます。
[root@hostname tmp]# du -hd 1 /tmp
4.0K /tmp/htdocs
423M /tmp/sites
0 /tmp/systemd-private--5Q25O2
0 /tmp/systemd-private-hKvJDk
0 /tmp/systemd-private-hYgcGN
800K /tmp/common
424M /tmp
du -hd 0 の場合は、du -hs と同じ結果になります。
サブディレクトリの内、特定のディレクトリを除外して合計を計算したい場合は、–exclude オプションを使用しましょう。指定したディレクトリを除いてディスク使用量の合計を表示することができます。
[root@hostname tmp]# du -hs /tmp --exclude=/tmp/sites
816K /tmp
注意点
duコマンドは rootユーザー以外でも実行できますが、権限がないディレクトリ配下のサイズは確認できないため、サイズを全てのファイルの使用量を確認したい場合は、root権限を持つユーザーで実行する必要があります。
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