unzipコマンドで解凍先のディレクトリを指定してzipファイルを展開する方法
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unzipコマンドは、UNIXやLinuxで使われるファイル圧縮解除ツールです。zip形式のファイルを解凍し元のファイルを取り出します。 基本的なコマンドの形式はは以下です。
unzip [オプション] [ファイル名.zip]
オプションには、解凍先ディレクトリの指定や、圧縮ファイル内の内容の表示などがあります。
解凍先のディレクトリを指定する方法
解凍先のディレクトリは -d オプションで指定します。compresspng.zipは画像ファイルがいくつか圧縮されています。これを /homeディレクトリ配下に展開します。
[root@hostname tmp]# ll compresspng.zip
-rw-r--r-- 1 root root 155063 Apr 6 10:34 compresspng.zip
[root@hostname tmp]#
[root@hostname tmp]# unzip compresspng.zip -d /home/
Archive: compresspng.zip
extracting: /home/pl2-min.png
extracting: /home/pl1-min.png
[root@hostname tmp]# ll /home/
total 164
-rw-r--r-- 1 root root 75081 Apr 6 10:34 pl1-min.png
-rw-r--r-- 1 root root 79660 Apr 6 10:34 pl2-min.png
圧縮ファイル内の内容を表示する方法
事前に内容を確認しておきたいときは -t オプションを指定して実行します。以下のようにファイルは展開せずに内容だけを列挙してくれます。
[root@hostname tmp]# unzip -t compresspng.zip
Archive: compresspng.zip
testing: pl2-min.png OK
testing: pl1-min.png OK
No errors detected in compressed data of compresspng.zip.
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