エンジニアがGoogle広告「検索広告」認定資格を取得するまでにやった対策まとめ

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IT業界に新卒で入り約10年、一般にはプログラマーやSEと呼ばれるシステム開発領域の業務が多かったが、ここ数年はWebマーケ分野の業務にあたることも多くなった。 自社の製品やサービスを売るためには、広告運用、SEO、メールマーケ、テレアポなど手広くできることはなんでもやってきた。Googleの検索広告も施策の一つとして担当してきた。

Google広告には認定資格というものがあるので、客観的なスキルの証明として資格を取得してみることにした。

注意が必要なのは、資格があれば手放しで「専門家」といえるわけではなく、あくまで入口に立ったというレベルにすぎない。運転免許みたいなものだ。情報処理技術者試験などのIT関連の資格と同様だ、と言えばエンジニアなら理解できるだろう。ここでは認定資格を取得するまでにやった対策をまとめました。

対策 1. 実際に検索広告を運用してみる

最もおすすめの対策は、実際にGoogle広告のアカウントを作って広告を出稿してみることだ。 クレジットカードとGoogleアカウントさえ用意しておけばいい。やりかたは検索しながらやれば、誰でも簡単に出稿できるだろう。

キャンペーンごとに1日の予算を設定できるので、1日数十円とか低額に設定しておけば、実質費用はほとんどかからない。 それ以上に、自分で設定するという体験が重要だ。キャンペーン、広告グループ、広告、キーワードなど自分で設定したことがあるかないかで、座学の理解度は全く異なる。 eラーニングや書籍で学習する際も、手元で広告設定を変更しながら学習を進めた方が知識も定着し易い。

対策 2. SkillShopで学習する

https://skillshop.exceedlms.com/student/path/18151-google

無料で受講できるeラーニングプログラム。Googleアカウントさえあれば受講することができる。所要時間は4時間ほど。実際に検索広告の運用をしたことがあるなら4時間もかからない。

対策 3. 書籍で情報を補完する

実際に検索広告を運用したことがあり、SkillShopの学習を一通り終えておけば認定資格は合格できるはず。試験に落ちても何度か受けなおせば合格はできる。しかし、試験に合格しても肝心のスキルが心もとない状態では業務ではやっていけない。やはり体系的に情報がまとまった書籍を読んだ方がいい。実際の運用でよくある落とし穴も把握できる。広告は設定ミスがあるとお金をどぶに捨てることになる。もしくはお金は残ってもリード獲得や売上獲得の機会を損失する。念には念を、ということで私はこの二冊を読んでおいた。

Kindle Unlimitedの対象だった「いちばんやさしい教本シリーズ」


会社においてあった本。こちらも旧版はKindle Unlimitedの対象になっていた。

受験と合格まで、その後

テストはインターネット経由で受験できる。業務終わりに毎日1~2時間程度、1週間くらいの期間で取得することができた。 あとは同僚や上司に自慢しておこう。いつか検索広告の運用担当が必要になった際にあなたに白羽の矢が立つかもしれない。マーケターはもちろん、エンジニアも自分の担当範囲にこだわらずに是非チャレンジしてみてほしい。